男の浴衣の着付け
男性の浴衣はおはしょりがないぶん女性よりも着つけが楽なのですが、涼しいからといって胸元を広げると下品にみえるので要注意です。
また、衣紋(衿のこと)は抜かず、帯は腰の位置で結ぶのが基本となります。
結び目を少し右寄りにすると粋に見えますよ。
寄せ過ぎるとだらしないのでバランスが大切です。
恰幅がいいほうが着映えするので、お腹周りが気になる方もどっしり構えましょう!
和服に縁のない男性にとって浴衣はコスプレに近い感覚です。
いつもと違う自分に変身するのはなかなかの気分のいいもので、立ち居振る舞いまで男前になりますよ♪
浴衣の彼女のエスコート術
浴衣でのデートはいつもと勝手が違うので、ここでは男性のさり気ない気配りが必要になってきます。
まず基本となるのが、歩く速さ。
慣れない下駄で歩きにくい上に、歩幅を取ると裾がはだけて着崩れの原因となってしまいます。
彼女のペースに合わせてゆっくり歩き、歩き疲れないよう配慮してあげましょう。
また電車では、
「浴衣姿で吊革につかまると腕が出てみっともない」
「帯や髪に何かひっかからないように後方注意」
「座るよりも立っていたほうがシワが寄らず、帯も崩れないため美しい姿がキープできる」
という浴衣美人の3原則を頭に入れておきましょう。
となると、行きは空いている場所でポールの近くに立つのがベスト。
お望みなら着席でも構いません。。
混雑時は一本見送り、少しでも空いている中ほどに入って後ろを守ってあげましょう。
一方帰りでは、疲れているので着席してもOKです。
車の場合、背もたれを倒してあげると帯がつぶれず、ドアの開閉をしてあげると無理な体勢で着崩れることがないので喜ばれます。
また、浴衣はあくまでもカジュアル着ですから、TシャツGパンで入れないような高級店はNGとなることが多いです。
浴衣を歓迎してくれる店なら良いですが、入店してからバツの悪い思いをさせないよう気をつけなければいけません。
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